『黄泉のツガイ』(よみのツガイ)は、荒川弘による日本の漫画作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2022年1月号から連載中。謎と怪奇が交錯する新感覚ツガイバトル漫画。
人気レビュー
気づくと次を読まされている
『黄泉のツガイ』を読んでいて思うのは、意外なくらい派手な作品ではないことです。山奥の閉ざされた村、特別な力を持つ双子、外から来る勢力。設定だけ見ると王道寄りなんですが、荒川先生は昔から設定そのものより「誰に、どの順番で情報を渡すか」が上手い。 特に序盤は、ユルと同じ視点で村の違和感を少しずつ知っていく作りになっていて、「敵は誰なのか」「守られていたのか閉じ込められていたのか」が簡単に断定できない。その引っ張り方が巧いです。 主人公のユルも良い。最近は感情で突き進む主人公か、最初から全部悟っている主人公が多い印象だけど、ユルは状況を受け止めてから動くタイプ。山育ちゆえのズレや素朴さも残っていて、重い設定のわりに読後感が重くなりすぎない。
続きを読む〈分裂〉と〈統合〉の物語
■ 作品レビュー 『黄泉のツガイ』は、山奥の閉ざされた村で育った双子・ユルとアサを軸に、異形の存在「ツガイ」と人間の思惑が交差する伝奇バトル作品である。物語は、平穏だった村が襲撃される事件から一気に加速し、主人公ユルがツガイと契約し、自らの運命と村の秘密に向き合っていく過程を描く。 本作の魅力は、単なる異能バトルに留まらない「疑念」と「信頼」の揺らぎだ。誰が味方で誰が敵なのか分からない構造、そして何より「本物の妹」と「偽物の妹」というアイデンティティの混乱は、観る者に常に不安を与える。荒川弘作品らしいテンポの良いユーモアが挟まれる一方で、倫理観や家族観の歪みが静かに描かれ、軽快さと不穏さが同居する独特の読後感を生む。
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作品情報
| 発表年 | 2026年 |
|---|---|
| 制作会社 | ボンズフィルム |
| 原作 | 荒川弘 |
| 監督 | 安藤真裕 |
| 小野賢章 | |
| 本田貴子(左)、小山力也(右) | |
| 宮本侑芽 | |
| 中村悠一 | |
| 島袋美由利 | |
| 大西沙織 | |
| 内田夕夜 | |
| 有馬瑞香 | |
| 櫻庭有紗 | |
| 逢坂良太(ダンジ) | |
| 安齋由香里 | |
| 諏訪部順一 | |
| 村瀬歩 | |
| 久野美咲 | |
| 早見沙織 | |
| 小野賢章 | |
| 本田貴子(左) | |
| 宮本侑芽 | |
